2016年11月21日

南アルプスロングライド2016編

皆様
この週末はお店を休業にしてしまいまして、ご迷惑をお掛け致しました事を
まずお詫び申し上げます。

この週末は、私の生まれ故郷の山梨で行われました「南アルプスロングライド」
に、個人的に参加をしてまいりました。
以前から、「ツール・ド・富士川」として開催されてきたこのイベントも、これ
までの1日だけの開催から、2日間のイベントとしてリニューアルしたとの事で、
距離も2日間で190q、獲得標高も2900mと、現在多数あるロングライドの
イベントとしても、なかなか走りごたえのある充実した内容となっているよう
です。
数年前からこのイベントの事は知っており、参加したいとは思ってはいながら、
なかなか参加出来ずにおりました。
しかし9月頃に家族で訪れた「道の駅富士川」
http://www.michinoeki-fujikawa.jp/
にて、9月ー10月の期間限定でレンタルロードバイクの活動をされていた地元の
サイクリストの方々のお話を伺い、その情熱や想いに触れた事が参加への大きな
きっかけとなりました。


さて、そんな訳で楽しみにしていた当日ですが、1日目の土曜日、あいにくなが
らの朝から冷たい雨が降る天候となってしまいました。
正直、レースでもないし、2日間の開催で翌日は晴れ予報、何も今日無理して
走らなければならない理由はありません・・・・
しかしですね、地元開催で頑張っておられる方々や、ボランティアで協力して
頂いている地域地元の方々が、雨の中参加者を待っていらっしゃる事を想像すると、
とても無駄には出来ないと思いまして・・・・
予定通り身支度をしてスタートラインに向かう事にしました。
雨の中ですが、最近のサイクルウェアは素晴らしいですね。
完全防水のジャージ・タイツ・シューズカバー・グローブ、これらを装着して外に
出ましたが、全く雨による寒さや心地悪さを感じる事もなく、走る事が出来ました。

南アルプスロングライド1.JPG
1日目はあいにくの雨


1日目のコースは、スタート地点の富士川町から北へ、南アルプス市 → 
韮崎市 →北杜市を廻り、また別のルートを南下して帰ってくるコース
レイアウトで、実は私にとっては良く走り慣れたコースでした。
しかし、普段とは違う走行ペースや、大人数で走る事、走る方々の雨を
忘れて感嘆されるお声などを聞きながら走る馴染みのコースは、全然
いつもと感じる事が違います。
このイベントでは、参加者に20人前後のグループに分かれて貰い、その
先導と最後尾にサポートライダーを配置して頂いています。
スタートしてからは、どのグループに移動しても構わない様で、それぞれ
がペースの合ったグループで走る事が出来るようです。
サポートライダーは地元のサイクリストの有志の方々が引き受けて
下さっており、各グループ内の参加者の足並みを見ながら、絶妙な
ペースを作ってくれます。
そればかりか、なんとコース上で目に入る史跡案内や観光案内まで
しているサポートライダーの方までお見かけしました。これは有難い。

あいにくの雨模様でしたが、いつの間にか雨の事など気にならなくなって
いる頃、本日1日目のお待ちかね、お弁当タイムです。
そう、このイベントでは両日、お弁当が出るのです。
それも、ただのお弁当ではありません、多分これは意地ですね。
これでもかと言う程の手の込んだお料理を盛り込んだお弁当・・・・
このお弁当、両日とも3種類から選ぶことが出来、それぞれが地元の飲食店の
料理人の方々が競う様に腕を振るったものばかりです。

南アルプスロングライド2.JPG
昼食の会場である武川中学校の生徒さん達が3グループに分かれ、
それぞれのお弁当を元気にPR・・・うう迷うぜ


これだけの物を盛り込むのは相当な事でしょう。
私が迷った挙句選んだこの写真のお弁当、おかずの一品一品に、山梨の人が
好むしっかりとした味付けが施され、見える部分に隠れた器の中にも、
地元食材への創意工夫が凝らされたお料理が隠れていました。

南アルプスロングライド3.JPG
この品数!! 左、むかごが入ったご飯と、右のおかずのバランスが
最高でした



昼食後は釜無川沿いを南下し、南アルプス市の適度なアップダウンをジェット
コースターの様に進みながらゴールを目指しました。

南アルプスロングライド4.JPG
第4エイドの「ほたるみ館」地元のおばちゃんの手作り饅頭


ゴールではいい疲労感を得られましたが、参加者全員に、この地域の郷土食
である暖かい「みみほうとう」が振舞われました。
この「みみ」と言うのは、麺のほうとうではなく、昔の農具である「箕」に
似ている形のほうとうの事です。
ほうとうに慣れ親しんだ地元民でも滅多に口にした事はありません。
この地域オンリーの物です。冷えた体に染み入る美味しさでした。


南アルプスロングライド6.JPG
「みみ」を食べながら、ゲストライダーの日向涼子さんのトークショー


さてさて、2日目です。
この日、昨日よりも早めに会場へ車で駆けつけたのですが、スタート地点の
駐車場はなんと満車です。
やはり土曜日の一日目に比べ、日曜日の参加者はかなり多いようですね。
すぐ近くの駐車場に誘導され、スタート地点に並びました。

南アルプスロングライド5.JPG
スタートに並ぶTさんとSさん!


この日も見どころは盛り沢山です。
私は山梨県の人間ですが、この2日目のコースの大半はあまり走った事が
ありません。
なのでこの日は、こんな道もあるのかと言う驚きと感動で、大いに楽し
ませてもらう事になりました。

昨日とは打って変わって、この日は富士川町を南下し、すぐに市川三郷町
に入ります。
富士川の流れと並行するように南下するのですが、国道52号を使わないので、
交通量は日曜日にもかかわらず非常に少ないです。
周囲の山間の風景と、豊かな水量の富士川の流れを見ながら、適度なアップ
ダウンで気持ちよく進みます。


南アルプスロングライド8.JPG
甲府駅と静岡県富士駅を結ぶローカル線の身延線
いい味出していました


そしてこのコース最南端の身延橋を渡ると、日蓮宗の総本山である久遠時へ
と向かう激坂が待っています。最大勾配はなんと20%超だとか・・・・
激坂過ぎて、写真を撮る事を忘れてしまいましたが、久々にこんな坂登り
ましたよ。
多くの方が自転車を降り、押しながら頂上へと向かっておられました。
(歩く距離自体は短いのでご心配なく)


南アルプスロングライド10.JPG
サポートライダーの方が、それぞれの参加者のカメラで撮影サービス!


さてさて、久遠時からの下りの後は、お待ちかね2日目のお弁当タイムです。
この日のお弁当(こしべんと)も、気合の入った3品から選ぶ事が出来ます。

南アルプスロングライド11.JPG
それぞれの弁当からは気合に満ちたオーラが・・・・・


選ぶのには時間がかかります。何せ気合の入った3品ですので・・・・・
昨日もそうでしたが、これ本当に凄いんです。
これ目当て!と言うだけで参加してもイイんじゃないかと思うくらい、
クオリティの高いお料理のお弁当です。
迷いに迷った挙句、この直後に上る峠の事も考えて、写真のお弁当に
しました。

南アルプスロングライド12.JPG
メインもイイのですが、副菜がまたいい物が多いのです


なんと鱒入りのハンバーガーと、早川町ベーコン入りのおにぎり
その他です。
こんな弁当、よそで食べれますか?  気合入りまくりです。

昼食後は、ゲストライダーの今中大介さんや、日向涼子さんらと
ご一緒させて頂き、北上しながら峠を越えます。
お二方とも、参加者の方々にまめに声を掛けて走っておられ、
参加者の方々とも沢山おしゃべりをしながら、交流をされていました。
もう一人のゲストライダーのエース栗原さん(デュアスロン日本代表)
は、きついポイントでは沿道に立って参加者に檄を飛ばされたり、
飛ぶようなスピードで登りを走って参加者を驚かせたりと、皆を楽し
ませてくれていました。

南アルプスロングライド9.JPG
今中さん(左) 日向さん(右)
店主は緊張していますです・・・

南アルプスロングライド14.JPG
第4エイドで振舞われたキウィのレインボーレッド すごく味が濃いです
ほぼ食べ放題!


さて、いよいよゴールに向かう訳ですが、このロングライドイベントでは、
最後にタイム自己申告制のプチヒルクライム(5q強・平均勾配8%)が
設けられています。
勿論参加は任意ですが、登り切った後の絶景と、この地域特産のゆずを
使ったゆず湯と洋ナシのラ・フランスを求めて、タイムはどうあれ、
ほぼほぼ全員が登ります。

私永井、ひそかに一生懸命登ってやろうと目論んでおりました。


出だしは良かったです。


後は想像にお任せ致しますが、さんざんやられ、結果26分09秒でした。
トホホ・・


登り切った後は、約束通りの報いがありました。

南アルプスロングライド16.JPG
このゆず湯、激ウマです。4〜5杯おかわりしました。

南アルプスロングライド15.JPG
このラフランス、激ウマです。こいつも4〜5回おかわりしました。
あきれるお姉さんたち


南アルプスロングライド17.JPG
頂上まで行かないと富士山は見えません
ゴールして初めてこの絶景が拝めるのです
手前はゆずの木、特産のゆずは旬を迎えていました

あー・・・・充実してます。この時間がたまりません。
もう下ってゴールかと思うと寂しい気もしますが、この余韻が、また
来年も参加したいと思わせるのでしょうね。
リピーター率が多いのも頷けます。
ゴールでは多くのサポートスタッフや、地元地域の方々が出迎えて
くれました。

ゴールがとても大規模の道の駅施設内ですので、駐車場は隣接して
いますし、お土産なんかも帰りに買って帰れます。
こういう所もノーストレスですね。

そんなこんなでゴールをしましたが、地元有志の方々で始めたと
お聞きするこのイベント。
商業的ではなく、とにかく参加者に楽しんでもらおうと言う意気込みが、
暖かくひしひしと伝わってくるイベントでした。

また来年、絶対参加したいイベントが増えてしまいましたね。


店主

posted by 永井 at 19:37| 日記